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【アートイベント】角野充 個展 ダイジェストVOID綜合行政書士事務所/VOID不動産株式会社

category : ブログ 2015.6.10

5/2から5/31日の1ヶ月間、角野充さんの個展を、
多次元ギャラリー「キョロキョロ」と、
五条ギャラリー「COIL」との2ヶ所開催で行いました。


角野充 個展「coil」
主催 VOID、角野充

ありとあらゆるものごとを巻き込んでゆく展覧会
人々、京都という都市、民家というプライベートな空間、
ギャラリーという公開する場所、作品と日用品、フード、
ドリンク、ダンス、音楽、ありとあらゆるものを巻き込ん
でゆき、大きな渦、ムーブメントを興し文化をつくりあげる。

2015/5/2 13:00~
「COIL」にて、オープニング。
角野充さんの絵画が空間に不思議なアクセントとなっています。

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夜になるとこんな感じに。
青く光ります。

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「COIL」の二階では、うずまきアート。

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2015/5/2 18:00~
京都大学花山天文台の玉澤春史さんによる「宇宙談義」。
青をテーマに宇宙の講義と、
宇宙食を食べながら、青いビールを飲みました。

「火星の夕焼けは青い」というお話が印象的でした。

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2015/5/9 14:00~
学森舎2階ギャラリー「キョロキョロ」の青色空間の中で、
ダンスパフォーマンスグループ「淡水」によるコンテンポラリーダンス。


淡水ダンスパフォーマンス 塩分を含まない水(Water that is not salty)

何滴かしたたっている。
撥水するものもあれば受け入れて染み込んでいく部分もある。
接続されている部分に吸い込まれて形も変わっていく。
溶け込んでいく。弾けている。プルン。
重なると青い。

【プロフィール】
淡水
ダンスパフォーマンスカンパニー。
振付/演出の菊池航を主宰に2008年結成。
人、音、空間、映像など場にある存在たちの関係性を重視し、
そこから織りなされる日常と非日常の境界模様を身体性や空間構成を使い描き出す作風を主としている。
サイトスペシフィックな、その空間でしか起き得ない演出を得意とすることを活かし、
劇場以外の空間での公演企画【魚企画(うおきかく)】を継続的に開催し、作品を発表。

近年作品には、
2013年「mm.cm.mにおける。」@元・立誠小学校 音楽室
2014年「淡水publication」@epok
2015年「RePublic」@元・立誠小学校 講堂
など。
http://tan-sui.blogspot.jp/

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角野充さんの青をテーマにしたインスタレーションの中で、
淡水による「塩分を含まない水」というテーマのダンス。

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2015/5/16 17:00~
京都精華大の小松正史先生による、ピアノコンサート。

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京都タワーの展望台内でバックミュージックに使われている曲が、
どこか懐かしくオリエンタルなメロディラインで印象的でした。

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2015/5/23 17:00〜/20:00〜
赤子、飯田あや(ダンス)
OTAMAGAERU(映像)
NOBUMASA(アサラト)
による、
角野充個展 赤子presents「under the sea」と題してのコラボレーションイベント。


角野充個展 赤子presents「under the sea」

彼の青は表面的なものでなく、もっともっと深い地球の「記憶」的なものであると思う。
海は命を孕む。
羊水は、その昔あらゆる生き物が海にいた頃の記憶を、辿る。
人が海から生まれ、土へと還っていくように、物は人から生まれ、彼によって海へと還る。
無数の循環の輪の中に、私たちがいる。
私たちは循環している一つの輪に過ぎない。
無数の輪の中で、たまたま出会った4人の辿る記憶が交差する。

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ダンサーの白い衣装をスクリーンのように映像が覆っていきます。

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アラサトという楽器・・・マラカスとカスタネットを組み合わせたような響き・・・
を生で演奏しながら、
不規則なリズムのうねりにダンスが絡んでいきます。

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長屋の住宅の一室でここまでの表現ができるということに、
ものすごく可能性を感じました。

インスタレーションされた壁に、
ダンサーが目を閉じてたたずみ、
照射された「目の映像」が不思議な空気を生み出します。

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2015/5/30 19:30〜
ファッションショー×角野充個展&クロージングパーティ


season concept:

snow
雪、結晶。雪のふんわりとしたやわらかさ、近づくと見える規則正しい硬さ。
呆気なく溶けて消える。
人の持つ、やさしい心、強い心。いつしか消えゆく命。
人のやさしさを雪のやわらかさで表現し、
ヒトの強さを雪の規則正しい硬さで表現する。

強く、弱く、儚い。
※シルエットで雪のやわらかさを表現し、
近づくと見える素材や柄、中の袖のシルエットで規則正しい硬さを表現する。

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一ヶ月に及んだインスタレーションの最後は、
ファッションショー。

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青い空間は最後に、角野充さんの手で青く丸い造形を吊り下げた林のようになり、
白いファッションで三人の女性が交錯する独特の空間になりました。

会期が終わり・・・

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青かった空間は白い空間に戻りました。

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【角野充さんによるメッセージ】

個展も無事終わり、片付けも完了し、あとは搬出だけとなりました。
大変やったけど充実した一ヶ月でした。
久しぶりに青いインスタレーションしたけど、次の展開が見えてきました。
一ヶ月滞在しながらだからこそ、自分の作品と向き合えたし、
パワーを出しきれたからだと思います。
フルマラソン走りきったような達成感と大切な人を失ったようなさびしさと、
訳のわからないくらいの疲れが混ざった変な感覚ですが、
とても充実してて楽しい時間でした!
みんなありがとう!

角野充さん、ありがとうございました!
そして、
製作、出演、設営、広報・・・に関わって頂いた方々、
参加していただいた方々、
みなさま、本当にありがとうございました。

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