京都 空き家問題・空き家活用VOID一級建築士事務所
■『家を倉庫として使う』ことが「空き家」に
思い出の詰まった家ではあるものの、家族構成が変わったり、職場から遠くなってしまったなどの理由で、とりあえず今のところその家には住まずに倉庫のような感じで使っていませんか?
最近、空き家が全国的に問題になっています。放置され木が腐ってしまい、もう取り壊してしまうしかない空き家もあります。
実は、この空き家となってしまう第一歩は『家を倉庫として使うこと』から始まっていることをご存知でしょうか?
■『家を倉庫として使う』と雨漏りに気づかなくなります
例えば、人が住んでいれば当然に気づく雨漏り。
しかし、一旦倉庫となってしまうと人の目が行き届かず気づきにくくなってしまいます。
たまに空気の入れ替えに様子を見に行っている場合でも、その日が雨とは限りません。
晴れた日に行くと雨漏れが乾燥してしまい気づくことなく、その状態が続いた結果、家具や畳に水が回りカビが発生し木材が腐る、腐った壁の隙間からネズミなどが侵入し繁殖するなど、気づいたときには手の付けられない状態に発展することもあります。
■『人が家に居つづけること』が問題の早期発見に
VOID!では、まず『家を倉庫として使うこと』をやめていただき、『人が家に居つづけること』ができないかを模索いたします。
『人が家に居つづけること』で建物の劣化に早く気づくことができれば適切にメンテナンスを行うことできますし、空き家の第一歩を踏まずに済むと考えているからです。
■古い建物を借りたい人がいます
京都には古い建物に魅力を感じて、古い建物に住みたいと感じている若い世代、芸術大学の学生も少なく有りません。
古くても「家賃が安いほうがよい」、「DIY工事(住人によるセルフ工事)で住まいをカスタマイズしたい」という希望をもっている方もいらっしゃいます。そういった方々には必ずしも古いことが悪いことではないのです。
■修繕工事にお金をかけた結果、借り手が見つからない?!
工事費用が用意できない場合にも、DIY 工事をしながら住んでもらうことで、貸し出す前の初期投資としての工事費用を抑えることができます。その分、家賃設定を安くすれば費用をかけずに入居したい方が見つかる可能性があります。
(※写真は、ルームシェア物件の錆びたベランダを住人と塗った時のものです。みんなでワイワイやれば楽しい!)
逆に、貸し出す前に工事費用にお金をかけすぎてしまうと、その工事費は家賃に上乗せすることになり、高い家賃設定になった結果、入居者が見つからず、初期投資した工事費用がいつまでたっても回収できないという危険性があります。安易にキレイに修繕工事をすれば解決するという単純な問題でもないのです。
■住む以外の活用法や補助金の活用
その他に、住む以外の活用法としては、若い起業家が「会社を興すための事務所」だったり、芸術家が集う「画廊・ギャラリー」としてなど、『人が家に居つづけること』というのは様々な方法で実現することが考えられます。
そういった方々に家を貸すことが、日本の空き家問題の解決につながるとvoid architects一級建築士事務所は考えております。
京都市においては、「京都版トキワ荘事業」(漫画家のタマゴの方がシェアハウスをする)など、活用の方法によっては工事費用やDIY工事の費用について、行政からの補助金を得られる場合があります。
■よくある4つの心配
(1)一回貸してしまったら、家を取られてしまうのでは?
・・・・・例えば「定期借家契約」という契約方法があります。この契約は更新を前提としていないので、最初からある一定で返すという契約の元、貸すことができます。
(2)仏壇があり、ご先祖様に申し訳ない
・・・・・例えば「間貸し」をするのも一つの方法です。家全体を貸すのではなく、家の一部を貸すという選択肢もあります。家が使われないまま朽ちていくことをご先祖様が望んでいるとは思えません。
(3)使わないモノで家があふれている
・・・・・例えば「使わないモノの処分を含めて貸す」方法もあります。その代わり家賃が安い、改装してもいいなどの条件を付ければ借りたい人はいます。
(4)どんなふうに使われるのか心配
・・・・・例えば「面接で人柄を判断した上で貸すかどうかを決める」方法もあります。また、契約の時点で図面を確認しながら改造してもいい範囲、元に戻すべき範囲など条件を付けて貸す方法もあります。条件の設定については一級建築士の視点から、撤去してよい柱や壁なのか、撤去しては危険なのかを判断いたします。
■事務所での無料相談(予約制)
void architects一級建築士事務所では「空き家活用のご相談」を受け付けております。建築相談サロンVOID!にお越しください。(お越しの前に予約をお願いいたします)
相談料金 | 0円 |
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■現地での有料相談
空き家の現状を現地で確認しながらのご相談をご希望の方は、現地での相談プランをご用意しております。
「ただちに不動産の賃貸や売買、建築設計、建築工事を、行う予定はないが将来に向けての活用法のみを知りたい方」
にもおすすめします。
相談料金 | 5,000円 ※消費税込み お支払いは振込みとなります。 恐れ入りますが振込手数料はご負担ください。 |
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訪問交通費 | 京都市内 0円 ※京都市外については交通費実費を頂戴します |
相談時間 | 1時間 ※現状の空き家の状況を目視で確認しながらご相談に乗らせて頂きます |
所見書 | 空き家の状況を踏まえた所見をA4用紙2枚程度にまとめ、 後日、郵送にてお送り致します。 |
VOID!では、空き家の様子が気になっているが、
忙しくて行けない方のために、「空き家の外観写真報告サービス」を行っております。
当事務所から送信させていただく外観写真で状況をチェックした後に、
ご自身で休日に空き家の管理を行いたい方におススメです。
屋内には入りませんので合鍵の受け渡しは不要です。
1回の外観写真撮影 | 3,500円 ※消費税込み |
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サービス提供エリア | 京都市内 ※上記エリア外でも応じられる範囲であれば、割り増し料金で対応いたします。 |
空き家の規模 | 延床面積が132㎡程度(40坪程度)までの空き家 ※その他の規模についても応じられる範囲であれば、割り増し料金で対応いたします。 |
サービス内容 |
現地にて以下の作業を致します。
■郵便物の廃棄(転送は転送料金の実費をいただきます。) |
サービス利用条件 |
■建物内部に立ち入らずに外観の撮影をするサービスとなりますので、建物内部を通過しなければ到達できない裏庭や中庭などからの状況は報告できませんのでご了承ください。 ■裏口や勝手口などから裏庭の状況を見ることが可能な場合は、その旨をお申し付けください。 |
状況報告のタイミング | 訪問日を含めた3日以内を目安に状況を、Emailにてお送り致します。 ※緊急を要すると当事務所が判断した場合には電話での連絡を致します。 |
作業や工事が必要な場合 | 植木・雑草などの剪定や除去作業、建物・門・塀などの修繕工事が必要な場合、お見積りを提出いたします。 お見積りの検討後にご注文を頂き、作業や工事を行う流れになります。 作業金額や工事金額を安く抑えたいとお考えの場合は、簡易補修や応急処置に留めておくご提案もさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。 |
上記の条件に当てはまらない場合についても、可能な限りご要望にお応えしますので、ぜひ一度ご相談ください!
空き家の内部を含めた詳細を知りたいという方には、
「屋内に立ち入って報告するサービス」を行っております。
現状を維持しながら、じっくりと活用法について検討したい方にもおススメです。
1回の訪問 | 6,000円 ※消費税込み |
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サービス提供エリア | 京都市内 ※上記エリア外でも応じられる範囲であれば、割り増し料金で対応いたします。 |
空き家の規模 | 延床面積が132㎡程度(40坪程度)までの空き家 ※その他の規模についても応じられる範囲であれば、割り増し料金で対応いたします。 |
サービス内容 |
現地に1名で60分滞在し、以下の作業を致します。
■郵便物の廃棄(転送は転送料金の実費をいただきます。) |
サービス利用条件 |
■入室のために合鍵をお預かりします。 ■火災保険に加入済みであることが必要です。 ■家具・家電・設備等の劣化や故障に対する保証はいたしませんので、あらかじめご了承の上でお申し込みください。 |
状況報告のタイミング | 訪問日を含めた3日以内を目安に状況を、Emailにてお送り致します。 ※緊急を要すると当事務所が判断した場合には電話での連絡を致します。 |
作業や工事が必要な場合 | 植木・雑草などの剪定や除去作業、建物・門・塀などの修繕工事が必要な場合、お見積りを提出いたします。 お見積りの検討後にご注文を頂き、作業や工事を行う流れになります。 作業金額や工事金額を安く抑えたいとお考えの場合は、簡易補修や応急処置に留めておくご提案もさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。 |
上記の条件に当てはまらない場合についても、可能な限りご要望にお応えしますので、ぜひ一度ご相談ください!
精いっぱい実情に合った解決策をご提案させていただきます。